新入庫車輌のお知らせ

実は少し前に入庫していたのですが、新事業の研修などで手を付けられずにいたウインダムの準備がようやく整いましたのでご紹介させていただきます。

オートオークション仕入れより更にお安く提供できる独自ルートでの入庫です。

久々に乗ってみたのですがウインダム、なかなかいいクルマですね。スタイル、居住性、静粛性などは当時の100系マーク2よりもいいかもです。

マーク2といえば、昔からクラウンと基本コンポネーツを共有してきたこともあり、長い間直列6気筒エンジンが搭載されてきました。

直6独特のエンジンフィールを好む方も多いですが、衝突安全性や室内空間の確保には縦に長い直6よりコンパクトに収まるV型エンジンが有利。180系のいわゆるゼロクラウンからV6エンジンが採用されたことからも、現在の目で見ても十分に通用するパッケージングです。

更にFFであることからセンタートンネルの出っ張りも小さく、はっきりいって当時のクラウンよりも広いです。元々レクサスブランドとして主にアメリカで売ることを考えて作られたクルマなので、例えばエアコンのルーバーが首振りするような日本的高級装備は省かれていますが、必要十分な装備を備えております。

FOURCAM24バルブエンジンは2.5リッターでも十分な動力性能。V6ならではの吹け上がりも気持ちよく、静粛性も上々です。日常でよく使う60~80キロ付近の回転数も2000rpmを超えることなく粛々と走ってくれることから、意外と燃費も期待できそうです。

1つだけ気になる点として、当時のトヨタが採用していたスカイフックTEMSという、簡単に説明するとショックの減衰力を自動でコントロールし、段差を超えてもまるで宙にぶら下げられているように姿勢を乱すことなく走行できる…というシステムが搭載されているのですが、この個体に限らずヘタりから音が出るケースが多いようです。

手元でもハード・コンフォートと乗り心地の硬さ調整ができるのですが、ハード側にセットすると段差を超えるときなどにコツコツとアッパーマウントから音が出ております。コンフォート寄りのセットだと気になるほどの音は出ないのですが、気になる方はまずアッパーマウントの交換をお勧めします。

外装にもリアバンパー左側に目立つ擦り傷がありますが、これはまぁそのまま乗っても恥ずかしくない程度のものですし、車輌価格に反映したくないのでとりあえず現状とさせていただいております。補修は別途2~3万円程度で可能です。

以上の問題点もありますが、どちらも通常走行には全く差し支えのないレベルです。相場よりかなりお安く出させていただいておりますので、このままでもご満足いただけるかとは思いますが、きっちり直して乗るもヨシ、カスタムベースにするもヨシ、なにせ車検が2年満タン付いて乗り出し価格30万円チョイという激安車なので、ご購入者様のお好みに仕上げてあげてください。

もちろん当店もお手伝いさせていただきます。

ウインダムの詳細はこちらからどうぞ!!