三菱スタリオン 純正アルミホイールのリフレッシュについて



いつも沢山のアクセス・お問合せありがとうございます。

少し前からお問合せいただいたお客様からLINEでご相談いただいております、三菱スタリオン純正ホイールのリフレッシュについて、長くなってしまいますので工場からの返答などをこちらに掲載させていただきます。

まずホイールのタイプですが、ダイヤモンドカットがされたディスク部分とポリッシュ加工がされたリム部分を結合させた2ピースタイプになり、修理方法としては、簡単に説明するとディスク面をシルバー塗装後にダイヤカット加工を施し、リム部分はポリッシュで仕上げる、という流れになります。

※当時の純正カラーを再現することは不可能ですので、現品に近いシルバーで塗装することになります。

通常ですとカット後にはクリア塗装をするのですが、アルミがかなり劣化しており、カット面にクリア塗装をすることによってアルミに含まれている不純物である斑点模様や巣穴がより多く目立ってしまう可能性が高いということでした。

クリア塗装をしない仕上げも可能です。クリア塗装をしないことによって不純物が目立たなくなるため見た目は良くなる場合が多いですが、表面がくすんでくるのも早くなりますので、定期的に金属磨きなどで磨いてあげる必要が出てくるなど、多少メンテナンスに手間を要します。

昔のハヤシレーシングのホイールなどもダイヤカットにクリアレスで売り出されており、くすんできたら磨いていたオーナーも多かったようですが、イメージとしてはそういう感じになります。

そもそもダイヤカット面は無塗装の金属になりますので、このホイールに限らず塗装面とは違ってクリア塗装の密着が悪く、どんな車種でも年数が経過するとスポーク際のクリア塗装が薄くなった部分やナットホール付近のナットの当たり傷などから水が入り、あちこちに白錆が出ているホイールを多く見かけます。

クリア塗装ををしなければ、くすんできた際に磨いてあげる手間は要するものの白錆が発生する可能性を抑えられますし、ピンホールや斑点模様もクリア塗装をするより目立ちにくいので、工場としてはアルミの状態を考慮してもクリア塗装は無しのほうが良いのではないかとのことでした。

クリア塗装の有無はどちらでも構いませんので、上記内容をご確認いただいたうえでどちらにされるかお選びください。

かなり古く状態も決して良いとは言えないホイールですので、実際の施工に入ってみないと分からない点も多いようですが、少なくとも現状より良い状態にすることは可能だという判断でした。

お問合せいただいたお客様、費用や納期などについてはLINEにてご連絡させていただきますので、引き続きご検討の程、宜しくお願いいたします。


※このようなホイール修理についてのご相談をお考えの方がいらっしゃいましたら、以下のページ内容をご確認のうえ、画像をメール又はLINEよりお送りください。

https://auto-agency.ocnk.net/page/38