こだわりの仕上げ

当店で販売させていただく車輌には全て以下の作業を行ってから納車させていただきます。

1台1台、時間をかけて丁寧に仕上げております。どのような工程を経ているのか、画像と共にご紹介します。


 

タイヤ・ホイールの洗浄。タイヤに詰まった汚れやタイヤワックス等の油分を綺麗さっぱり洗い流し、ホイールも汚れやブレーキダストを除去します。タイヤハウスやホイールの内側も手が届くところまで可能な限り綺麗にするよう心がけています。

ボディの水洗い前に、バンパーやスポイラーとボディの隙間を綺麗にしておきます。かなり面倒なのですが、こういう細かい作業が後の仕上がりを大きく左右します。 

 

ドアを開けたときに見える隙間。こういう部分にも気を抜かずに仕上げております。柄の付いたブラシや歯ブラシを駆使して、手の届かない場所も可能な限り綺麗に。細かい作業のときには綿棒やつまようじなども使ったりもします。

 

リアハッチやトランクなど、開けなければ目に入らない部分も綺麗に。簡易的なものではありますがドアの内側やこういう部分にも撥水コートを施しております。

次は、ボディ全体の水洗いに入ります。

 

ボディを水洗いした後は、粘土でボディに付着している鉄粉を除去します。ザラザラのボディもツルンと指が滑るようになります。この段階で頑固な水垢やピッチ・タール類も除去していきます。ドアヒンジの下によく見かける爪の引っかき傷などもちょっとした裏技を使って消していきます。

一通りの下処理が完了したらボディを拭きあげ、傷やボディの状態に応じて数台のポリッシャーとコンパウンドを使い分けながら、丁寧にボディ全体を磨いていきます。細かい傷を消して磨きを進めていくと、くすんでいたボディカラーがはっきりとした発色を始め、光沢のあるボディが蘇ります。

 

数々の工程を経て全体磨きの終了です。水垢や汚れでくすんでいたボンネットが、テロッとした輝きを取り戻しました。こちらの車輌はコーティングも施工しておりますので更に輝きが増しております。全体の雰囲気が入庫時よりかなり向上しております。

 

内装は洗浄剤を叩きつけてクリーニングする機械を使い、可能な限りの汚れやホコリを除去。手が入らない場所は高圧エアなどを用いて吹き飛ばします。そしてバキュームでゴミを吸い取り、人体に安全なクリーナーを使用してダッシュボードやドアトリムなどをマイクロファイバークロスにて拭き上げます。レザーワックス等でその場しのぎの艶出しなどをせず、可能な限り新車時の風合いを取り戻せるよう気をつけております。

エアコン吹出し口のホコリや手が入りにくいセンタートンネルの隙間、トランクルームまで丁寧に仕上げていきます。フロアマットは全て外して丸洗いをしております。


以上、基本的な作業を簡単にご紹介しましたが、その他様々な小技を使いつつ、こだわりを持って1台1台を丁寧に仕上げてからお客様へお渡ししております。

時間と体力をたっぷり使って1台1台を丁寧に仕上げており、水洗い&軽い掃除機掛け程度の仕上げとはレベルが違います。私が輸入車ディーラーで販売していた認定中古車と同レベル、場合によってはそれ以上の仕上げを施してから納車させていただきます。