■施工例■　メルセデスベンツ２８０ＳＬ（Ｗ１１３）　ダッシュボード劣化による亀裂の補修（リペア）

メルセデスベンツ　２８０ＳＬ（Ｗ１１３）　ダッシュボード亀裂の補修

滅多にお目にかかれない４０年以上前に生産された２８０ＳＬ。

圧倒的なコストを掛けて造られたクルマでも経年劣化には勝てず、大切に保管していても熱や紫外線によって劣化するダッシュボード亀裂の補修です。亀裂自体は幸いひどいものではなかったので、さほど分からない程度まではリペアできました。

既に新品パーツもほぼ見つからないオールドメルセデスですし、もし見つかったとしても相当な金額が予想されるうえ、大掛かりになる脱着工賃などを考えると、外す必要も無く、交換の数分の一以下の費用で見た目を改善できるリペアは非常に有効な手段だと思います。

ダッシュボードをはじめとする内装パーツにはシボ模様が付けられているものも多いのですが、傷を削って塗装しただけでは元々あった模様が消えてしまいます。模様の無い平坦な表面だと光の反射具合も変わってしまうので施工箇所だけがテカったように見えてしまい、周囲と見比べるとどうしても違和感が出てしまいます。

当店では消えたシボ模様も出来る限り再現しております。もちろん全く同じ模様を作ることはできませんが、何もしないツルツルの表面に比べると違和感をかなり抑えることができます。

塗装にはＭＳＤＳ付きの安全性の高い水性塗料を使用しておりますので乾燥も早く、更に溶剤系の塗料のような嫌なシンナー臭なども残りませんので、施工後はすぐにお使いいただけます。

入念な下地処理も施しますので、施工後すぐにパリパリになって剥がれてくるような心配もありません。更に、ラッカースプレー等では不可能な　”艶加減の調整”　も可能です。妙に光沢のある仕上がりになることは無く、周囲に合わせて適度に艶を引かせた自然な仕上がりを実現します。

絶版車・旧車、新品パーツが見つからない貴重なお車をお持ちのオーナー様、販売店様、もしかしたら当店がお手伝いできることがあるかもしれません。ダッシュボードはもちろん、ステアリングなど、貴重なパーツを安価で蘇らせるリペアという方法を是非お考えください。

交換の数分の一の費用で問題解決のお手伝いをさせていただきます。

※経年劣化による亀裂の補修については、全体的に内部まで劣化が進行しているものが殆どです。施工後は同様に他の箇所も亀裂が発生してくる恐れがありますので、事前にその辺をご理解・ご了承いただいたうえで施工させていただきます。

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