本革ソファ（デセデ）の劣化、色あせの補修

高級ソファ（デセデ）の劣化・色褪せ等の補修

当店は屋号やＨＰの雰囲気から、自動車関連のリペアしか出来ないと思われるお客様も多いかと思いますが、このような高級ソファのクリーニングや補修もお任せください。

大変高価なデセデ社のソファです。高級ソファだけあって非常に良い革なのですが表面の塗膜が傷み、座面を中心に細かなヒビやシワ、色褪せ・色剥げなどが見られます。このような症状はクリーニングだけでは改善されませんので、良い状態でこれからも長く大切にお使いいただくため色補修を施しました。

非常に大きくて部屋の中心に置くようなデザインのソファなので、よく座る座面・比較的擦れにくい背もたれ・日光を浴びて退色したであろう背面と、本来は全てが同じ色だったはずなのですが部分によって微妙に色味が違っていました。周囲と違和感を感じさせない色合いにするのに大変苦労しましたが、いい感じに仕上がったと思います。

まだまだ日本では”革を塗装して補修する”ということに対して疑問を抱く方も非常に多いです。しかし考えてみてください。最初からこんなに鮮やかな色の革を持つ動物はいますか？（笑）色々な方法はあれど、素材として使用されている革は着色や染色をされているということを容易にご理解いただけるかと思います。そしてその多くは”塗装”という方法によって仕上げられています。

近頃はホームセンター等でも革の補修材を手に入れることはできますが、微妙な色合いや艶加減の調整をすることは難しく、自然な風合いに仕上げることは困難を極めますし、常に負荷が掛かる部分なので耐久性についても不安が残ります。

当店で使用しております材料は人体に安全なＭＳＤＳ（化学物質安全性データシート）付きの水性塗料で仕上げております。多くのお客様が想像されるような革の上にペンキでも塗ったかのようなパリパリで少し座っただけでひび割れてくるような塗装とは全く異なる自然な質感に加え、高い耐久性をも持ち合わせております。もちろん施工直後からでも溶剤系の臭いが充満するような心配もありませんし、非常に乾燥も早いので施工後はすぐにお使いいただけます。

周囲と違和感を感じさせないよう色見の調整から艶加減の調整まで細心の注意を払い、少しでもオリジナルに近付けるよう努力しております。

こうして仕上げたソファは、巨漢の男性が座ろうが飛び跳ねようが、わざと革を寄せて折り曲げ、両手でゴシゴシと擦ってもビクともしません。まるで表皮を染めたかのような自然な仕上がりとなっております。

それでもご心配な方のために、本革の端切れを当店の材料で塗装したサンプルもご用意しております。どうぞ気の済むまでゴシゴシやってその仕上がりや耐久性の高さをお客様の目でお確かめください。

もちろんご家庭の革製チェアやソファに限らず、企業の応接セットに店舗の椅子やソファ等、様々なものに対応します。クリーニングでは対応しきれない傷や色あせは補修して蘇らせることも可能です。是非お気軽にお問い合わせください。

※劣化具合によっては施工をお受けできない場合もございます。

お見積もりは無料です。

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