■基本料金18,000円〜　■施工例■　ジャガーＸＪ－６　純正レザーシート劣化・破れ・ひび割れの補修　福岡市近郊の自動車内装補修は当店へ

ジャガー　ＸＪ－６　運転席レザーシートの裂け・ひび割れ等の劣化補修

クラシックな雰囲気がたまらないジャガーＸＪ－６のレザーシート補修施工例のご紹介です。

１０ｃｍ近い劣化による破れが２カ所、その他にあるひび割れも爪が引っ掛かるほど反り返ってきており、次々と裂けてくるのは時間の問題というレベルの劣化具合でした。補修できないことはないのですが、その劣化具合から通常リペア時の耐久性を持たせることが難しいということで、最初にご相談を受けたときは迷うことなく張替えをお勧めしました。

ただ、張り替えるとなると多額の費用と期間を要するうえに、近似色のレザーで張替えてもやはり他のシートとの違いが明らかに出るケースが多いことから、オリジナルの雰囲気を出来るだけ残されたいとのことで、本来は施工対象外レベルですが、施工痕が有る程度残ることや通常より耐久性が落ちてしまう恐れがあること等をご理解いただいたうえで施工させていただきました。

硬化後も柔軟性のある特殊な材料を用いて破れを埋め、深いひび割れも通常では使用しない材料も総動員して少しずつ少しずつ埋めていき、出来るだけ他のシートと違和感が出ないように色を合わせて塗装します。通常より時間も材料も要しましたが、その分しっかちと耐久性も持たせられたかと思います。

ただ、何か違和感を感じながら全座席をクリーニングしてみたら、やはり運転席だけ色が違うことが明らかに。過去に塗装されており、色合わせが上手くできていなかったようです。座面・背もたれ共に全面塗られていた上にシワの入り方も他のシートと異なることから、その塗料が悪さをして運転席だけ劣化を進行させてしまった可能性もあります。

このようなシートのリペアは通常より更に大変で、ひび割れ等は研磨する必要があるのでシボ模様が変わってしまったり、色が微妙に違うシート全てを塗り直すわけにもいかず、何とかぼかしながら他のシートの風合いに近付けるのは大変苦労しましたが、お客様には喜んでいただけたのでヨシとしましょう。

塗装には革専用の特殊な塗料を用いて微妙な色の調整や艶加減の調整まで行い、新車時に近いマットな風合いを可能な限り再現します。”塗装”という響きから、見た目は綺麗でもパリパリの手触りじゃないの？すぐに割れたりするんじゃないの？と疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、柔らかい革にもしっかり馴染み、柔軟性を損なってしまう心配もほぼありません。

リペア後も末永くお使いいただける高い耐久性とＭＳＤＳ付きの安全性を兼ね備えたものを使用しておりますので、どうぞ安心してお任せください。車内という狭く、長時間触れる場所の修理ですが、安全性の高さを謳っている業者さんは殆どいらっしゃらないようです。使用している材料の安全性も十分に重視されてからリペア業者をお選びください。

乾燥も非常に早いので、一晩は乾燥させないといけない…ということもなく、施工直後から乗っていただくことが可能です。溶剤系の嫌な臭いが車内にこもり、気分が悪くなってしまう心配もありません。

対象によってお値段が変わってきますので、お見積もりはお気軽にお問い合わせ下さい。事前に現状を画像でお送りいただけると具体的なご提案をさせていただけるかと思います。

 お見積もりは無料です。新品交換の数分の１の費用で問題を解決いたします。 

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